日本では他にない本物の神輿づくりを守っている神輿屋。
これからも神輿の伝統技術を継承し続けて参ります。
千葉県の西部に位置する市川市行徳は江戸時代、徳川幕府の直轄地として栄え、製塩業が盛んでした。
また、江戸日本橋小網町との船の往来があり、成田山参詣への道として大いに賑わいました。
一方、「行徳千軒、寺百軒」といわれたほど寺が多い行徳には、腕利きの仏師や宮大工が大勢いて神輿づくりが盛んでした。行徳で作られた神輿は塩と共に船で江戸に運ばれ、そこから各地へ送られて行き、行徳は神輿の本場として知られるようになりました。
弊社は初代祐信が嘉永元年に創業以来、行徳伝統の神輿づくりを受け継ぎ、現在も木地製作から錺金具製作、彫刻、漆塗、金箔そして組立・完成までを社内一貫作業で製作できる、日本では他にない本物の神輿づくりを守っている神輿屋でございます。我々は、「先人より受け継がれた伝統文化を時代と共に進化させ、未来へとつなげる」ことを理念とし、皆様のご要望にお応え出来るよう職人一同切磋琢磨しながら、これからも神輿の伝統技術を継承し続けて参ります。
大切な御神輿の製作、修復については確かな技術と知識を兼ね備えた神輿屋、中台製作所にぜひご相談、御用命賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役 中䑓 洋